鶴仙渓ピンバッジ
鶴仙渓ってなぁに?
「黒谷橋」を入り口に「こおろぎ橋」までの遊歩道があります。全長約1.4km歩いて30分程です。鶴仙渓は、山中温泉の町と寄り添うように平行にあるので、町のどこからでもアクセスできる渓谷です。
松尾芭蕉や竹久夢二など数多くの日本を代表する文人墨客、表現者、著名人の方がこの鶴仙渓を歩き、名作を生みだしました。
黒谷橋を渡ってすぐにあるカフェ。
人気のビーフシチューや森のケーキとともに、
癒しの時間を過ごしてください。
◆ホタル◆
夏のはじめになると鶴仙渓の入り口『黒谷橋』周辺では、ホタルを見ることができます。「ホタルの降る森プロジェクト」と題して、鶴仙渓カフェ『東山ボヌール』では、裏手にある元いけすにビオトープをつくり、鶴仙渓や大聖寺川周辺に、ホタルが棲める美しい環境を守ろうとしています。
◆スギゴケ◆
鶴仙渓は、専門家も訪れるほど、自生している苔の種類が豊富。たくさんの苔が、小さな森のようにひしめき合っています。
スギゴケは、小さな杉の木のような形で、上から見ると星型のようでとってもかわいいです。他にも色々な形や色の苔があるので、ゆっくり散策しながら、見てみてください。
ピンバッジのように虫眼鏡で覗いてみるのもおすすめです。
◆カモシカ◆
たまに、カモシカが歩いていることがある。
それが鶴仙渓。
小さな角とモフモフのカモシカ。こちらをじっと見つめてきます。苔が蒸す岩場にカモシカがいる風景は、神秘的で息を飲むようです。
ちなみにカモシカは、鹿の仲間ではなく、牛の仲間だそうです。
◆東山神社◆
木地師の祖「惟喬親王」を祀っています。木地師とは、漆を塗る前の木の器を挽く職人で、山中温泉には今もたくさんの木地師がいます。
東山という名のとおり、町から見て東に位置しており、月が上ります。ここを訪れた文豪たちの多くが東山に上る月を見たことでしょう。
◆ゴリ◆
『漁り火に鰍(かじか)や浪の下むせび』
と芭蕉の句にある。
ハゼに似た淡水魚で口が大きく泳ぎの下手な魚。水のきれいな場所に生息しています。昔から大聖寺川にいます。
川の音を聞きながら鶴仙渓をゆっくり散歩してください。
紅葉
橋から臨めば、山々が刺繍のように美しく、遊歩道を歩けば、絵の中に入ったような夢心地。
絶景のスポットがいくつかあるので、秋に訪れた際は、ぜひ、探してみてください。